太平洋セメント
- 出展展示会
- 北海道都市開発・建設総合展2024
- ブースNo.
- 122
- 出展者
- 太平洋セメント
- 出展製品
- RFID技術を活用したコンクリート構造物診断技術の「WIMO」シリーズをはじめとした、当社が推進するConcreteDXの取組に関する製品を出展いたします。
- ブースのみどころ
- 当社ブースでは、コンクリート製品工場やコンクリート工、そして構造物の点検などコンクリートの各工程におけるDX関連の技術・ソリューションを紹介いたします。
【RFID腐食環境検知/ひずみ計測システム】RFID(Radio Frequency Identification)は、電子マネーやICカードに利用されている無線通信を用いて、ICタグに情報を書き込み、読み取る通信技術です。この技術を利用してコンクリート構造物の内部の状態、例えば、鉄筋が腐食、あるいは鉄筋やコンクリートのひずみを非破壊・非接触で計測するシステムを提供します。
腐食環境検知システムは、コンクリート構造物中の鉄筋を模擬した鉄センサの腐食状態をRFIDで無線計測するシステムで、このシステムにより鉄筋周辺の環境変化を捉えることができます。本システムと構造物の高耐久性補修技術である「リフリート工法」を組み合わせた「RF-WIMOシステム」では、中性化や塩害により損傷を受けた鉄筋コンクリート構造物の補修・改修工事に適用し、既設構造物の鉄筋腐食環境をモニタリングすることが可能です。
ひずみ計測システムは、コンクリート構造物中の鉄筋や内部コンクリートに発生するひずみをRFIDで無線計測するシステムです。計測部のセンサと通信部のRFIDタグはいずれもコンクリート中に埋設され、また計測時の電源供給も不要なため、完全ワイヤレスでの計測を実現しています。
【iコンスペーサを用いた構造物情報管理】ICタグのメモリと個体識別IDを活用することで、コンクリート製品の製造や施工に係る諸情報を効率的に管理するシステム提供します。コンクリート製品の製造・施工において、現場作業を省力化し、製品データの一元管理を実現するためのアプリケーション開発を行っています。新システムでは携帯端末の制御により情報の記録と読み込みを行い、ハンディ型プリンタで帳票を印刷することができます。帳票を製品に貼ることで現場視認が容易となり、工場出荷から現場受入れまでの作業軽減と、それによる施工の効率化が期待できます。
また、関係会社の太平洋コンサルタント社より、コンクリート構造物の補修技術・工法についても展示いたします。
是非お気軽にお立ち寄りください。
上記情報は来場者に製品情報を提供する目的で掲載しています。それ以外の目的(セールス等)で無断に使用・転載することを固く禁じます。